■クラリネットの機種比較[ビュッフェ・クランポン・C13]※廃盤により現在は在庫限りの取扱いのようです。
各国の音楽学校には、それぞれ独特の教育方針やスタイルがあります。ドイツでは豊かで芯のある木質の音色が好まれ、フランスでは活動的で流れるような動きや美しさが求められます。<ビュッフェ・クランポン>は、現代のクラリネットに必要な楽器技術に貢献し、高い演奏表現を引き出します。<ビュッフェ・クランポン>の楽器は、世界トップ・クラスの音楽学校を卒業した数々の一流の指導者たちによって演奏され、世界中の教育メソードの発展を担い続けているのです。"C13"および"E13"は演奏家への道を進む学生のために研究が重ねられました。価格を上回る完成度の高さは、はじめて手にする楽器として最高のパフォーマンスを発揮します。
このクラリネットを手にした瞬間、"ソリスト"へのトビラが開かれる新たな感覚を体験することでしょう。
税込標準価格:in B♭ \437,400 | 2割引価格(値引き目安):in B♭ \349,920
セルマーにおけるプリヴィレッジ・ニューヴァージョンとプレザンス、ヤマハのCSとCXのような関係と言えます。
設計が同一なのでR13と似た印象です。
R13は予算の都合上届かないけどE13では今ひとつ…という時に選ばれやすいと思います。
海外では"C12"という型番で売られているようです。
将来上位機種へ買い換える場合もR13に似た吹き心地なので、フェスティヴァルやトスカといった同系統の楽器にはすんなり慣れそうです。
初心者向けだとE13よりも音色はいいですが、吹きやすさでは劣る感じがします。
またE13ほど価格も安くないので中途半端な位置づけになっている印象があります。
A管がないので、オーケストラで使う場合は別の機種のA管が必要になります。
A管が発売されていたらまた違った評価になるだけに残念だと思います。
楽器のグレード的にはC13の方が上で、音色もいい音がします。
しかし、価格とのバランスを比較するとE13の方がコストパフォーマンスが上になります。
予算があればC13、備品など周りで使っている人が多い場合はE13を選びたいところです。
A管が必要な場合はE13のA管とセットにするか、E13のセットにしたいところです。
基本設計は同じですが、使ってる木材やキィの作りが違う分音の深みはR13に軍配があがります。
やはりC13を買うよりかは少し背伸びしてでもR13を選びたいところです。
ヤマハのCS系は内径がまっすぐで比較的芯のある音が出ます。
C13と比べると音がまっすぐ出る分音の芯が強いです。
CS-Vも音程が取りやすく、しっかり吹き込める印象があります。
好みによって選ぶのが良さそうです。
ヤマハのSE系は内径の広がりがあるので音も広がりがあります。
C13と比べると華やかな音になりやすいです。
似た感じの音色を持っていますが、楽器の位置づけの影響でC13よりはSE-Vの方が使っている人が多いかもしれません。
プレザンスは最上位機種プリヴィレッジ・ニューヴァージョンのを基に作られた楽器なので、ポテンシャルは高いです。
パッドはバレンティノを採用しているので耐久性がありますが、音色は少し安っぽく?感じてしまうかもしれません。
セルマーの楽器が合う人はこちらの方が扱いやすいかもしれません。
A管も発売されているので、プレザンスで揃えるのもいいかもしれません。